一条工務店の職人さんに感謝と謝罪
やっぱり一条工務店の職人さんは優秀でした。
と言うブログを書かせていただき、
正直、一条工務店の施工力?技術面?に不信感を抱いておりました。
でも!
日を置き改めて現場を訪問し、
内装をチェックすると、
その不信感は簡単に払拭されました。
今回はなぜ一度抱いた不信感を拭うことができたのかを解説させていただきます。
一条工務店の大工さん
まず、職人さんの紹介です。
名前:Iさん
社歴:19年(一条工務店歴)
施工棟数:100~150件以上( I-HEADから最新のグランセゾンも経験済み)
見た目:怖そう(実はめちゃくちゃ良い人www)
性格:仕事好きw早いときは07:00には現場にいる。親切丁寧。
そんな職人気質なIさんの技量の高さを少しだけお話します。
※ちなみに、一条工務店の大工さんは個人契約みたいな感じらしく、ヘマすると普通に仕事減らされるかクビになるようです。
※しかも内装工事は一人で行います。石膏ボード、床、床暖房、建具など。電気やクロスは別業者ですが、ほぼほぼIさん一人です。
勾配天井の石膏ボードのビス打ちの綺麗さ
最早芸術の域!
この直線美?w最高じゃないですか!?ww
石膏ボード同士の間も隙間ができない様に正確に裁断されています。
どこみても指定通りのピッチでビスを正確に打ち込まれているのを見て、
「は~すげ~」
ってマジでため息でましたw
堅物っぽい雰囲気を醸す職人のIさんですが、
その感嘆の声に普通に照れていましたww
だってさ、勾配天井のビス打ちってさ、
まず第一に、体勢がきついわけですよ。
皆さん、
電球交換したことあると思いますけど、
あの体勢を長時間ですよ?
しかも重たいビス打ち機を持ちながら。
普通なら多少適当にやってもいいところだと思います。影響あるとも思えませんし。
でも、全部真っ直ぐ。
仕事だから仕方がないと言っても長時間も無理な体勢でいるのに、
ここまで丁寧に仕上げてくれるところを目の当たりにすると、
職人としての技術の高さと仕事への情熱が伺えますね。
冗談で、曲がっても気にしませんよ?
と言ったら、
「性格的に無理」
とのことw
舐めたこといいすみませんでした!!w
施主目線のきめ細かい作業
そんなまさに職人気質のIさんの仕事ぶりを見て発見したことがあります。
Iさんはその家に住む施主の生活を想像し大切に想い、
創意工夫で図面以上の施工をしてくれていることに。
まだ出会って間もない私がそう思った事例を紹介させていた来ます。
その1
こちらは各部屋の換気口からデジカントへ繋がる配管が集まる和室の天井です。
15センチほど下がっていますが、
本来ならもう一段下がる予定でした。
設計士さんとの打ち合わせの時に、
カリスマ設計士さんが頭を抱え、
何度も図面を書き直しても、
それでも二段に下がると言われた天井です。
でも、実際は一段となりました。
Iさん曰く、工夫して一段にした。
だってこっちの方がカッコいいですもん。
現場監督には写真を見せて許可もらいましたと。
最高かよ!
かっけー!!
諦めていたのでまじで感動!
ドヤ顔することもなく、
このくらい当然の対応と涼しい顔する、
Iさんを抱きしめたくなりました!ww
どう思いますか?皆さんは?
私は素直に感動しました。
私がいた会社は図面通りやらないやばい会社だったのに、
Iさんは現場で図面をよく見て考えそれ以上を目指す。
机上で考えた図面を現地でさらに練り上げ更なるクオリティに仕上げてくれたのです。
この家に住む、私達家族のことを想い、
一手間加えてくれたIさんに脱帽。
その2
お次はキッチンの換気扇。
まだ取り付けられていないので写真はありませんが、
図面の仕様だと壁にドン付きで、
隙間にパッキンも充填されないので、
換気扇と壁の隙間の掃除がめんどくさくなる。
油を拭き取った跡が換気扇に沿ってできる。
カミデラ家の場合は地震の時に換気扇が壁にぶつかり異音を発生させる可能性がある。
とのことなので、
10センチほど隙間ができるように取り付けますので、掃除が少ししやくなります。
異音に関してはあくまでも対策の一環です。
とのこと。
他の現場でもそうした方が評判いいんでしょうね。
さすが約20年一条工務店の現場を任されることはありますね。
一条工務店の関係者の家を作る時に、
指名される理由はこう言ったところにもあるんでしょうね。
その3
これは我が家には関係ないのですが、
階段下収納がある現場でのIさんの思いやり施工の話です。
実は、標準仕様だと階段下収納の床はフローリングではありません。
合板仕上げになるようです。
これをIさんはフローリングが余ればフローリングにしてきたそうです。
わざわざ職人の一存で発注することはできないので、
余れば絶対にフローリングにした方がカッコいいからそうしてきたそうで、
この間一条工務店の関係者の家を建てたときも同じような仕様に施主様からお願いされたそうですww
さすがやね。
標準でフローリングにしない理由ってのがあるのかもしれませんが、
自分も階段下収納を設置するのであれば、フローリングにして欲しい。
この辺も施主を思っての施工。
頭が下がります。
※ググると現地で職人さんにお願いすればやってくれるようですね!
まとめ
断熱材の設置ミス、下地材の割れ、タイルの割れ、ビスの打ち忘れなどが、日常茶飯事と言われている注文住宅業界で、このようなきめ細かい気配りができるIさん。
一条工務店の職人さんに、生粋の大工様がいることを知れて、私は純粋に嬉しいです。
もし、私のブログや動画で一条工務店に不信感を抱いた人がいれば、謝罪します。
全員が全員、
テキトーな職人ではありません。
その家に住む人の生活を想い、
丁寧に丁寧にビスを打ち、
図面よりもさらにいい家を作ろうとする、
Iさんのような職人様もいます。
一条工務店様、ならびに、関係者様。
本当に申し訳ありませんでした。
不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
ただ、
今日まで、
私は施主として現場に赴き、
施工ミスがないか、
不自然なところはないか、
ある意味では業界人として目を光らせてきたのは、
これから一条工務店で夢のマイホームを建てたいと思っている方々の参考になればいいな、
少しでも、
日常茶飯事だから
大目に見て
と、開き直る業界特有の負の連鎖を断ち切りたいと思っています。
なので、これからも素直な感想をブログや動画で配信いたしますので、
間違っているところは指摘してください。お願いいたします。
最後に、
一条工務店を選んで良かった!
血の通った営業さん、設計士さん、職人さんに巡り会えたことに感謝です。