「エアコン効いてるのに夕方だけ暑い」一条工務店の平屋でわかった、西日対策は”窓の外”が9割
どうも、デラさんです☀️大雨ヤバいっすね。ゲリラ豪雨で街中冠水してます。
8月も下旬。カレンダー的には「そろそろ秋」のはずなのに、外に出た瞬間に思うわけです。
「……いや、まだ夏だが?」
朝晩はほんの少しだけ空気がやわらかくなってきた気もするんですが、日中はまだガッツリ暑い。いわゆる残暑ってやつですね。
そんな中で、我が家でここ最近ちょっとした議題になっていたことがあります。
それが、「夕方だけ、なぜかリビングが暑い」問題。
さらぽか空調は朝からずっと動いてる。24時間換気も回ってる。なのに、16時をすぎたあたりからリビングの体感がじわっと重くなる。
犯人、西日でした。
※本記事にはPR・広告(アフィリエイトリンク)を含みます。
☀️ 夕方だけ暑い。エアコンのせいじゃなかった
まず状況を正直に書きます。
我が家は一条工務店のi-smartⅡで建てた平屋。全館さらぽか空調で、夏はほぼ入れっぱなしの運用です。
日中、家の中はだいたい快適。子どもが庭で遊んで戻ってきて「あー涼しい」って言うくらいには効いてます。
ところが夕方。
キッチンで夕飯の準備をしていると、ダイニング側から「なんか、あったかくない?」という声が飛んでくる。
最初は「だれか間違えてエアコンを暖房で点けた?」とか「換気のフィルターが詰まったかな」とか、そっち方面を疑ってました。
でも、ある日ふと気づいたんです。
夕方、床に長い光の帯ができていることに。
窓から入ってきた低い角度の太陽が、リビングの床をベターッと照らしていて、そこに手をかざすと――あったかい?トリプル樹脂だけど、なんだか・・・・・。
エアコンの問題じゃなくて、家の中に「熱源」が生まれてたんですね。
🪟 夏の熱、約73%は窓から入ってくるらしい
気になって調べてみたら、けっこう衝撃的な数字が出てきました。
一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の調査によると、夏の冷房時に屋外から入ってくる熱の約73%が、窓などの開口部から入ってくるそうです(窓の暑さ対策について解説した記事などで紹介されています)。
7割。
壁でも屋根でもなく、窓。
これ、断熱性能の高い家に住んでいる人ほど「え、うちは大丈夫でしょ」と思いがちなポイントだと思うんですよ。実際、私もそう思ってました。
一条工務店のi-smartⅡはトリプル樹脂サッシですし、そもそも家中の断熱性能が売りのハウスメーカーです。
でもここ、勘違いしやすいんですが――
断熱性能が高いことと、日射(太陽の光そのもの)を遮ることは、別の話なんですよね。
断熱は「温度差による熱の伝わり」を抑える性能。
日射遮蔽は「太陽の光が窓を通って室内に入ってくること」を防ぐ工夫。
高性能な窓は前者がめちゃくちゃ得意ですが、光そのものは通します。当たり前ですけど、光を通さない窓は「壁」ですからね😂
そして高気密高断熱の家は、いったん入った熱が外に逃げにくい。つまり、入れてしまった熱をずっと抱え込むことになるわけです。
夕方に暑い理由、完全にこれでした。
🎯 内側で遮るか、外側で遮るか。ここが分かれ道

で、ここからが本題です。
日差しを遮るなら、カーテンを閉めればいいじゃん、と思いますよね。私も思いました。
でもこれ、効き方がぜんぜん違うんです。
調べていくと、専門業者さんの解説でくり返し出てくる話がありました。
熱は、窓ガラスを通過する時点でほとんど吸収されてしまう。 内側のカーテンで遮っても、すでにガラスを通った熱は窓とカーテンの間にこもり、じわじわ室内に放出される。
つまり内側の対策は、「入ってきた熱を、部屋の入口で足止めしているだけ」なんですね。
一方、外側で遮る場合。
すだれ・サンシェード・オーニングのような外付けの日よけは、素材や色によって日射熱の8〜9割程度をカットできるとされています(西日対策の比較記事などで解説されています)。
そもそも窓に光が届く前にブロックしてしまうので、ガラスが熱を持ちません。熱源が家の外にとどまってくれる。
同じ「日差しを遮る」でも、置き場所ひとつでこれだけ違うわけです。
ざっくり整理するとこんな感じ。
| 対策の置き場所 | 遮熱の効き | 手軽さ | 見た目・使い勝手 |
|---|---|---|---|
| 外付けシェード・すだれ(窓の外) | ◎ 熱が窓に届く前に止まる | ○ 取付は必要だが工事は不要 | △ 外観が変わる・強風時は外す |
| ハニカムシェードや遮熱レース(窓の内) | ○ まぶしさと直射は防げる | ◎ 開け閉めするだけ | ◎ 生活動線を邪魔しない |
| 遮熱フィルム(ガラスに直貼り) | ○ 常時効く | △ 貼り直しが効きにくい | ⚠️ ガラスによっては要注意(後述) |
ちなみに、外付けするときのちょっとしたコツも見つけました。
窓ギリギリに設置するより、少し離した位置に垂らすほうが遮熱効果は高いんだそうです。窓とシェードの間に空気が抜ける隙間ができるからですね。
言われてみれば、昔ながらの縁側のすだれって、だいたい窓から少し離れた軒先に吊るしてありますよね。
先人の知恵、強い。
🏡 平屋は「西日の逃げ場」が少ないという話

ここ、平屋に住んでみて初めて実感したことなんですが。
平屋って、全部の部屋が同じ高さにあるんですよね。
当たり前のことを言っているようですが、これが夕方の西日に関してはけっこう効いてきます。
2階建てなら「西日がキツいのは2階の西側だけ」みたいに、被害が特定の部屋に集中することが多い。裏を返せば、逃げ場がある。
でも平屋は、西向きの窓がある部屋はぜんぶ、同じ低い角度の日差しを浴びます。リビングも、廊下も、寝室も、横並びで。
しかも夕方の太陽は角度が低いので、軒の出だけでは防ぎきれない。
真夏の南の太陽は真上に近いので、軒がしっかり効くんです。でも西日は真横から入ってくるので、屋根がどれだけ張り出していても素通り。
平屋は屋根の面積が広いぶん軒も出しやすいんですが、軒が守ってくれるのは南の太陽であって、西日ではない。
これに気づいたとき、ちょっと「なるほどなー」となりました。
以前書いた夏の電気代のリアルな話でも「切るよりつけっぱなしのほうが結果的にラク」という結論になったんですが、そもそも入ってくる熱を減らせれば、エアコンの仕事量そのものが減るわけで。
エアコンの設定をいじるより、窓の外を工夫するほうが筋がいい。そういう話なんだと思います。
ちなみに我が家、窓まわりで言うとすべり出し窓の網戸にもひと言あるタイプの人間なので、窓の話になると急に語りが長くなります。ご容赦ください🙏
🛒 残暑の西日対策に、いま気になっている窓まわりグッズ2つ

というわけで、いま調べて「これは良さそうだな」と思っているものを2つ。
先に断っておくと、どちらもまだ我が家では導入していません。使ってみた感想ではなく、あくまで「調べたらこういうのがあった」という紹介です。
① 外付けの日よけシェード:タカショー クールシェード プライム
外側で遮る、の本命。
タカショーの「クールシェード プライム」というシリーズで、1×2mのモデル(GSA-20GB5)でUVカット率85%・遮光率85%とされています。5年保証が付いているのも、屋外に出しっぱなしにするものとしては安心感がありますね。
👉 タカショー 日よけ クールシェード プライム 1×2m グリーンベージュ(GSA-20GB5)をAmazonで見る(PR)
サイズは1×2mのほか、2×2m・2×3mなどのバリエーションがあります。掃き出し窓をまるっと覆いたいなら、大きめのほうが良さそう。
👉 タカショー 日よけ クールシェード プライム 2×3m グリーンベージュ(GSA-W30GB5)をAmazonで見る(PR)
気になっている点も正直に書いておくと、外観がけっこう変わります。ハウスメーカーで建てた家って外観にこだわって決めた人が多いと思うので、そこは好みが分かれるところかなと。
あと、台風や強風のときは外す前提です。飛んでいったら近所迷惑どころの話じゃないので、そこは横着しないほうがいいやつですね。風が強い日は外す。これ大事。
② 内側の補強に:遮熱ミラーレースカーテン
外付けが難しい窓もありますよね。うちで言うと、道路側や、シェードを吊る場所がない小さめの窓。
そういう窓には、内側で「まぶしさ+直射」を減らす選択肢になります。
ユニベール(Univer)の「UVプロテクション」という日本製のレースカーテンは、UVカット率90%、遮熱・ミラー加工つき。昼間に外から見えにくくなるので、平屋で道路に面した窓の目隠しとしても機能します。
👉 ユニベール(Univer) 日本製 UVカット率90% レースカーテン UVプロテクション 遮熱 ミラー加工(9811721)をAmazonで見る(PR)
ただしこれは、あくまで内側の対策。ここまで書いてきたとおり、遮熱の効き方としては外付けにはかないません。
「外に付けられない窓の、次善の策」という位置づけで考えるのが正しいと思います。
なお一条工務店の家だと、そもそも窓の内側には標準でハニカムシェードが付いているケースが多いですよね。断熱タイプ・遮熱タイプ・レースタイプがあって、内側の対策としてはかなり優秀。
なので一条ユーザーの場合は「内側はもう十分やってる。足りないのは外側」という話になりがちなんじゃないかなと思います。
⚠️ i-smartの窓に「遮熱フィルム」を貼る前に、これだけは

最後にひとつ、注意点を。
「じゃあ窓ガラスに遮熱フィルムを貼ればいいのでは?」と思った方、ちょっと待ってください。
一条工務店のi-smartシリーズの窓は、Low-E膜(金属の薄い膜)が入った高性能な複層・トリプルガラスです。
このLow-Eガラスに市販の遮熱フィルムを貼ると、熱割れのリスクがあるとされています。
理屈としてはこうです。フィルムは太陽熱を反射・吸収する。Low-Eガラス自体もすでに熱をため込みやすい構造をしている。そこに重ねると、ガラスの中に熱がこもりすぎて割れることがある――と。
フィルムメーカーさん自身もLow-E複層ガラスへの施工については注意喚起をしていて、ガラスの種類・フィルムの種類によって可否が変わると説明されています。
なので、もし貼りたい場合は、
- ガラスの正確な仕様を確認する
- そのガラスに対応しているとメーカーが明記しているフィルムを選ぶ
- 不安ならハウスメーカー・フィルム施工店に相談する
このあたりは省略しないほうがいいです。
保証にも関わる話なので、「Amazonで安いの買って貼ってみた」で済ませないほうがいい領域だと思っています。
外付けシェードをおすすめしている理由のひとつが、正直これです。外に垂らすだけなら、家そのものには何のリスクもない。 ダメだったら外せばいい。
🍵 まとめ:エアコンをいじる前に、窓の外を見る
長くなったのでまとめます。
- 夏に外から入ってくる熱の約73%は窓から(日本建材・住宅設備産業協会の調査)
- 断熱性能が高いこと ≠ 日射を防げること。高断熱の家は、入れてしまった熱を逃がしにくい
- 遮るなら窓の外側。外付けの日よけは日射熱の8〜9割程度をカットできるとされる
- 内側のカーテンは、ガラスを通った熱が窓との間にこもる。まぶしさ対策としては有効
- 平屋は全部屋が同じ高さにあるので、低い角度の西日に対して逃げ場がない
- 軒が守ってくれるのは南の太陽。西日は真横から来るので軒では防げない
- Low-Eガラスへの遮熱フィルム直貼りは熱割れリスクあり。自己判断で貼らない
うちはこの秋、まずリビングの西側の掃き出し窓にシェードを試してみようと思っています。
「エアコンの効きが悪い」と感じたとき、つい設定温度とか機器のほうを疑ってしまうんですが、たいていの場合、問題は家に熱を入れているところにあるんですよね。
入り口を絞れば、後ろの機械はラクになる。
これ、映像の仕事でもまったく同じことを思うことがあって。撮影の段階で光をコントロールしておくと、編集でカラーをいじる手間が激減するんです。
あとで直すより、入口で整える。
家も撮影も、けっきょくそこなんだなあと、夕方の熱い床を触りながら考えていました🤔
来月あたり、実際に付けてみた結果もレポートできたらと思います。
🎥 映像制作のお仕事のことは、noteでも発信しています → No.M’z映像制作所(note)
ではでは、また次の記事で〜 👋

