【一条工務店を選ぶまで・第4回】「一条工務店は自由設計じゃない」と知った日のモヤモヤと、それでも選んだ理由
どうも、デラさんです🏠。
前回は、展示場でトリプル樹脂サッシに触れて、「窓で家を選ぶ」が確信に変わった話をしました。
🔗 【一条工務店を選ぶまで・第3回】展示場でトリプル樹脂サッシに触れた瞬間、「窓で家を選ぶ」が確信に変わった話
工場見学で空気を、展示場で窓を体感して、気持ちはかなり一条工務店に傾いていました。
ただ、そこにずっと引っかかっていたものがあります。
「一条工務店って、自由設計じゃないらしい」
今回は、このモヤモヤとどう付き合って、それでも一条工務店に決めたのか、という話です。
先に補足すると、ここでいう「自由設計じゃない」は、間取りを一切変えられないという意味ではありません。僕がi-smartⅡを検討した当時に感じた、構造や設計ルールによる制約の話です。希望する間取りができるかどうかは、検討中の商品・敷地・図面に合わせて確認してくださいね。
🤔 「自由設計じゃない」と聞いて、正直モヤッとした
![]()
家づくりを始めると、「注文住宅=なんでも自由に決められる」というイメージを、どうしても持ってしまいますよね。
僕もそうでした。
だから、ハウスメーカー巡りの途中で「一条工務店は自由設計じゃない」という話を耳にしたとき、正直ちょっとモヤッとしたんです。
「え、何千万もかけるのに、自由じゃないの?」
という気持ちです。
ただ、これは前回の最後にも書いたとおり、聞いたうえで、それでも気持ちは一条工務店に傾いていたんですよね。
ここで気持ちが揺れなかったと言えば嘘になります。
当時の細かい心の動きまでは、正確には覚えていません。
でも、「性能は気に入った。でも、間取りの自由度は下がる。さあどうする?」という、天秤にかけている感覚だけは、今でもよく覚えています。
🧱 そもそも、なぜ自由度に制限が出るのか
![]()
当時、僕はこのことを自分のブログにも書いていました。
そこに書いてあった内容を、今の視点でざっくり整理すると、こんな話です。
- i-smartは2×6(ツーバイシックス)工法。柱ではなく、面で建物を支える考え方
- 面で支えるぶん、壁の位置が構造にかかわってくる
- だから「ここに壁がないと耐久性が……」という理由で、間取りの都合では要らない壁が出てくることがある
- 一方で、面で空間を区切るから、高気密・高断熱にしやすい
つまり、自由度の制限と、住み心地の性能は、同じ工法の表と裏なんです。
ここがスッと腑に落ちたとき、モヤモヤの正体が少し見えました。
ちなみに、柱で支える在来工法(軸組工法)のほうが、間取りの自由度は高いと言われています。
当時の僕は記事の中で、「自由設計を重視する人は、在来工法のハウスメーカーも検討したほうがいい」と、かなり強めに書いていました。
自分で一条工務店を選んでおきながら、ですよ😂
でも、これは今でも変わらない考えです。
> 自由設計をいちばんに求めるなら、一条工務店は慎重に考えたほうがいい。
一条工務店のファンとして書いているからこそ、ここは正直に書いておきたいところです。
⚖️ 今なら、迷ったときに優先順位を書き出す
![]()
じゃあ、どうやって気持ちに整理をつけたのか。
当時の細かい手順までは覚えていないので、今の僕ならこうするという形でお話しします。
やることは単純で、自分たちにとっての「優先順位」をはっきりさせることです。
自由度と性能は、必ずどちらか一方を捨てるものではありません。候補の家ごとに両方を確認したうえで、自分たちの優先順位を考えたいです。
| 比べたいこと | 確認しておくこと |
|---|---|
| 間取り・窓の希望 | 譲れない希望が実現できるか、できない場合は理由と代替案を聞く |
| 夏冬の住み心地 | 断熱・気密・窓・空調の仕様と、見学での体感を合わせて確認する |
| 選べる範囲 | 標準仕様と変更できる範囲、追加費用を確認する |
僕たち夫婦の場合は、すでに工場見学と展示場で、性能を体感していました。
「暑い日は涼しく、寒い日は暖かい」。
「日差しが入っても、窓や室内が熱くなりにくい」。
この2つの体験があったから、間取りの自由度を少し手放しても、納得できると思えたんです。
ここで大事だったのは、「迷いが消えた」のではなく、「何を優先するかがはっきりした」ことでした。
✏️ 「枠の中でも自由に遊べる」と気づいた
![]()
もうひとつ、気持ちが軽くなったことがあります。
当時のブログを読み返すと、打ち合わせの前に、こんなことをしていました。
- 一条工務店のタブレット(i-Tab)で、気になる間取りを何十件もピックアップした
- 担当さんが、それをA3で印刷してくれた
- いちばん理想に近い図面を白黒でコピーして、赤ペンで好きなように修正した
壁を消したり、窓を大きく書き換えたり、キッチンに勝手口をつけたり。
「耐久性とか無視して、好き放題書いた」と、記事にも書いています😂
もちろん、あとで設計士さんからダメ出しを食らうこともあります。
でも、まずは遠慮せず、全部書き出してみるほうが、終盤になって「やっぱり無理でした」と言われるよりずっといい。これも当時の僕が書いていたことです。
そのとき、僕はこう書いていました。
> おおもとがあるので、完全な自由設計とは違う。でも、自分たちが暮らしやすいように間取りを変えれば、それはそれで自由設計だと思う。
ここまで読んでくれたあなたは、「負け惜しみっぽいな」と思うかもしれません。
でも、実際にやってみると、枠があるぶん、迷いすぎないというメリットもありました。
白紙から全部決めるより、「この型をどう自分たち仕様にするか」を考えるほうが、夫婦で話しやすかったんです。
🤝 夫婦で話して決めた、わが家の優先順位
![]()
間取りの話し合いでは、妻とこんなやりとりもありました。
妻にも個室を作るかどうか、という話になったときのことです。
妻は「自分の部屋はいらない」と言って、代わりに広めのウォークインクローゼットを希望しました。
僕はというと、動画制作の部屋が欲しくて、当時のブログでも「シアタールームを作りたい」と書いています🎥
「子どもの成長記録のムービーを作ること」を条件に、妻から承諾をもらったんです。
こういう夫婦それぞれの「譲れないもの」を出し合う時間が、思い返すとけっこう楽しかったんですよね。
自由度が少し低くても、限られた枠の中で、何を叶えるかを二人で話し合えたことは、いい思い出になっています。
🎒 これから検討する人へ
最後に、これから家づくりを考えている人に向けて、僕なりのまとめです。
- 「自由設計かどうか」と「住み心地の性能」は、どちらも大事だけど、両立しにくいことがある
- 自分たちが何を優先したいのか、家族で先に言葉にしておく
- 気になるメーカーは、性能も間取りの自由度も、できれば体感・確認してから決める
- 間取りは、まず遠慮せず全部書き出して、プロに相談する
> 「自由設計か、性能か」ではなく、「自分たちは何をいちばん大切にしたいか」。
これが決まると、メーカー選びがぐっと楽になります。
ちなみに、実際に住んでみてからの「ここはこうすればよかった」という話は、別の記事でまとめています。
🔗 【徹底レビュー】一条工務店「i-smartⅡ」住んでわかった評価まとめ|メリット・デメリットも解説
次回は、いよいよ打ち合わせの記録。間取り、コンセント、照明、壁紙を決めていった日々を振り返ります。
このシリーズの他の回はこちら
🔗 【一条工務店を選ぶまで・第2回】工場見学で「暑い日は涼しく、寒い日は暖かい」を体感して、なんとなくが確信に変わった話
🔗 【一条工務店を選ぶまで・第3回】展示場でトリプル樹脂サッシに触れた瞬間、「窓で家を選ぶ」が確信に変わった話
🎥 映像制作のお仕事のことは、noteでも発信しています → No.M’z映像制作所(note)
ではでは、また次の記事で〜👋





