【一条工務店】1年住んだ良し悪しを語ります!
前回は旦那目線で一条工務店のi-smartⅡに一年間住んでみた感想をご紹介致しましたが、今回は妻である女性目線でのi-smartⅡに一年間住んでみた感想をブログにしようと思います。
男性視点と女性視点ではどれくらい違いが出るのか、ぜひ最後までご覧くださいね!
今回のテーマ一条工務店・i-smartⅡに1年間住んでみた感想を妻目線でぶっちゃけます!
一条工務店・i-smartⅡに1年間住んでみた感想を妻目線でぶっちゃけます!
女性目線の良かった点をご紹介!
妻にインタビューした内容を私、KAMIDERAが代筆致します。
最高だった点①虫が気にならない
女性の皆様にとってこれは嬉しいポイントだと思います。蚊も出ないってかなり高ポイントでしょう。
築数十年の実家や、築数年の新築アパートで暮らしている時も、蜘蛛、カメムシ、ハエ等々が気が付いたらリビングに居座っており妻が毎度絶叫していたことが懐かしい今日この頃。
しかし、夏場に引っ越してきて、秋、冬、春と過ごしても、妻が絶叫して私を呼ぶことはほとんどありませんでした。(過去に一度Gと鉢合わせたことはありますが(笑)今でも侵入経路は不明)
その理由は下記にあると思います。
- 高性能換気システムのお陰で窓を開けないから
- 高気密なので虫の侵入経路が限られるから
一条工務店も例にもれることなく、24時間換気システムを採用していますが一条工務店は自他共に認める超高性能な換気システムを構築しているので、家中いつもきれいな空気が循環し、虫の侵入口である窓を開ける必要がほとんどありません。
それに加えて、業界トップクラスの高気密住宅。家に隙間が無いのだから根性のある虫以外は侵入することが困難になります。
なので、住人である私たちが玄関ドアを開けっぱなしにしない限りは虫が室内に侵入することはほぼありません。排水溝からGが侵入することがあるかもしれませんが。。。。。(笑)
最高だった点②臭いが気にならない
臭いと言う観念は私(男性)視点ではなかったポイントですね。
外の臭いについて
我が家が住む地域は、かなり田舎ですので畑はもちろんのこと、近くに牛舎があったり鶏舎があったり、春になると畑に撒かれた肥料の臭いで外が大変な悪臭で満ちる時期がございます。
東京など都会だと飲食店が密集する地区は放置された廃油や詰まりかけた下水道から立ち上る汚水の臭いが酷いと思いますが、田舎だと鶏糞の臭いが漂うことになり、まずは臭いで我が町に帰ってきたことを悟ることもしばしばあるほどです(笑)
それらの臭いがi-smartⅡに入ると綺麗さっぱり感じられなくなるのです。
ロスガード&デシカント換気システムには、花粉やPM2.5には強いですが臭いを抑える効果はありませんので、換気システムと言うよりは高気密性が外の臭いを室内に侵入させていないと推測しています。
室内で発生した臭いについて
料理、掃除で発生した臭いに視点を絞ると、正直評価は分かれると思います。
と、言うのも私自身は生活臭を感じたことが年間に2.3回はありました。(でも、ほとんど臭いって思ったことはないので、良いポイントにしても良いとは思うけど。)
一条工務店はナノイーと言うPanasonic製の臭いを抑える設備を2つ標準で天井につけてくれますので、それが効果的に臭いを抑制しているからこそ一年に数度しか生活臭を感じなかったと言えますね。
室内の臭いに関していえば、シンクに食器を放置しない、生ゴミを放置しない、焼肉パーティーをしない、したとしても窓を開けて換気するなど徹底しないと痛い目を見るかもしれません。絶対臭いが残らないとは言い切れないので、一般的な家庭よりも換気システムがしっかりしているから臭いが消えるのが早い。そう思って頂ければいいと思います。
最高だった点③梅雨でも室内物干しの洗濯物が乾く
これは夫婦共に認めるi-smartⅡの最高ポイントの一つですね。
室内干しの詳しいブログは下記をご覧ください。
本当に室内物干しの洗濯物が一晩で乾きます。サンルームで干しているのではなく、普通の和室にホスクリーンをぶら下げて家族四人分の洗濯物を所狭しと干しています。
多少、干し方や干す環境を工夫することが必要になるかもしれませんが、梅雨だろうが冬だろうが嵐だろうが何だろうが、何も気にしなくても洗濯物が干せて次の日にはまた同じものが着れるって考えると、衣類の種類が本当に少なく済むので助かります。赤ちゃんの衣類なんていくつ洗っても足りないし、仕事着だって一着をずっと着まわすことができるので、思う存分汚せます(笑)
最高だった点④一年中エアコンいらず
今年の夏はエアコン・・・・存在感なかった。本当に使うことなく夏が終わりました。リモコンどこに置いてるか分からないレベルです(笑)。
夏の場合は
立派なエアコンが付いているのに勿体ないんですけど、マジで使わない。全館さらぽか空調があるからってのが大きいですね。
冬の場合は
冬は冬で全館床暖房があるので、やっぱりエアコンの出番はありません。
もし、エアコンを使うタイミングがあるとしたら、季節の変わり目ですね。全館さらぽか空調も全館床暖房も速効性がありません。すぐには冷えないしすぐには温まらないので、季節の変わり目で暑いんだか寒いんだか判断付かない中途半端な日が続くときはエアコンで温度を管理した方が良いです。
女性目線の悪かった点をご紹介!
悪かった点①肌が乾燥する
女性にとってはお肌の乾燥は死活問題。申し訳ないですが、冬のi-smartⅡはマジで乾燥します。男の私でも肌が乾燥しているのが分かるほどで、去年から妻と一緒に保湿クリームを塗って肌の乾燥を防いでいるほどです。
妻にしてみれば、毎晩顔に保湿パックを乗っけて、美顔スチーマーをわざわざ購入して圧倒的な潤いを求めざるを得ない冬となっていました。
ちなみに室内の乾燥具合がえげつないので、ひどい日は30%を下回るレベル。リビングには5万円以上する大きめの加湿器を置かないと湿度が維持できない有様です。
エアコンよりも加湿器にお金をかけた方が風邪もひかないし妻の肌の機嫌も直るので、一条工務店を検討している方は加湿器の存在を決して忘れてはいけませんよ。
悪かった点②デシカントのフィルター交換が大変
我が家の要であるデシカント換気システムにも大きな弱点がございます。
そう、どのカタログで必ずと言っていいほど記載がある高性能フィルターの交換とそのお手入れです。実際のデシカントのフィルターを交換した時の写真を下記に掲載します。あまり気持ちの良い物ではないので、覚悟してご覧ください。
これを定期的に交換か手入れをしないといけないことになるので、虫が苦手な女性は大変な思いをすることは間違いないですね。
悪かった点③浴槽の蓋が重い
こちらも女性ならではの問題となりますね。力の弱い方にとってアイスマートの浴槽の蓋は結構重いようですね。身長が150㎝前後に私の妻もこの蓋は重いとのことで動かしてほしいとお願いされることがあります。
悪かった点④いろんな物の位置が高い・・・
こちらも小柄な方が多い女性が多く直面する問題となります。
下記の画像をご覧ください。
左がカップボードの上、右が洗面台の上の棚の位置となります。
最近の住宅は天井が高くてどうしても吊戸棚などの位置が高くなる傾向があるようで、i-smartⅡも例にもれず天井高が220cmを超えるので、どうしても高い位置に棚が来ること多くなります。できる限り奥様の身長に合わせて設計することをおススメ致します。
まとめ
男性視点では思いもつかないデメリットがありましたね。たしかに、冬の乾燥は予想していましたが女性からしたら死活問題。予想以上に乾燥するi-smartⅡに奥さんも四苦八苦。さらに、デシカント換気システムのフィルター交換は結構汚いし虫も死んでるしで、男である私でもあまりしたくないと言えばしたくない(笑)虫が嫌いな女性からしたら絶対にやりたくない仕事ですね。でも、24時間換気は義務化されており、高気密高断熱の家を推している一条工務店にとって換気の性能は社運を賭けたと言っても過言ではない部分。高性能なフィルターを使用しているからこそ、虫をキャッチするし快適な空間を作り出すために定期的なフィルター交換が求められるわけで、一条工務店に住む人間なら誰しもが通らないといけない道となります。
男性視点と女性視点で一年間住んでみた感想をブログにしましたが、一概に言えることは一年中エアコンいらずで快適。これは絶対に言えることです。
一年間同じ気温で同じ服装で生活できるこの素晴らしさを、皆様にもぜひ味わって頂きたいと私達夫婦は思っております。