現場で判明!クロス問題
今日から室内のクラス張りが始まりました。
と言っても初日はビス埋めで、
面白い出来事もないと思っていたのですが、
事件が発生しましたwww
今回はその事件をブログにします。
①一条工務店で家を建てる人
➁一条工務店の現場の雰囲気を知りたい人
一条工務店の建設風景を確認したい人は最後までご覧くださいね!
登場人物の紹介
【クロス屋さん】
名前:Yさん
経歴:20年(一条工務店歴:3年)
年齢:40前後
見た目:昔やんちゃしてそうw職人っぽい雰囲気あり!
性格:オラオラ系、カッコいいが基準w
年下の監督を呼び捨てw、でも施主には敬語w
【一条工務店の監督さん】
名前:Sさん
経歴:不明(10年前後と思われる)
年齢:35前後
見た目:優しい。監督っぽくない草食系男子?w
性格:超低姿勢で丁寧かつ誠実。ただし、どことなく職人さんに舐められそうな雰囲気あり
でも、出来ないことは出来ないとYさんに言い返すこともできる人
事件発生
三時のおやつを差し入れしに行くと、
真っ黒のハイエースでタバコを吹かす、
Yさんに見てほしいものがあると現場に案内されました。
どうやら「リビングのアクセント面」に問題があるようだ
以下、当時の会話抜粋
Yさん「このままじゃ、カッコ悪いことになります」
カミデラ「え?どういうことですか?」
Yさん「リビングと玄関を仕切るドアの枠とアクセント面の端が揃ってなくて、三センチほどドア枠からはみ出てしまう。あ、設計ミスではないです。黒いアクセント面だから目立って話です」
話て聞いても分からなかったので、一条工務店から渡され合ている図面を拝見。
※KAMIDERA自作。大体こんな感じでした。
現状
理想
正確なイラストではないので、イメージしにくいのですが、
扉の隣はキッチンの白壁になり、
つなぎ目にジョイナーを噛ませるので
ドアの枠の段差とジョイナーの段差が続くから目立つとのことです。
実際はドアの枠は白で、
ジョイナーも白なので、そこまで目立つことはないとは思いますが、
クロス屋さんが言いたいのはこの段差の事。
ましてや、リビングと玄関を繋ぐドアの脇でこれがあるのは絶対に目立つ。
だからどうにかしたい!!
ってことで監督さんを呼んだらしく、そこに施主まで登場したから、
この機を逃しまいと相談したそうです。
施主としての考え
正直、私はドア枠と壁、クロスの境目が揃っているもんだと思っていた。
まさに先ほど挙げた理想図みたいに。
まあ、構造上厳しいのかもしれませんがね。でも、揃えてほしかった。
yさんが疑問に思わなければこのまま進んでいたと思うので、
またしても現地で働く職人さんに助けられた。
だから、クロス屋Yさんと真剣に考えました。
対策案
案1:ドア枠と同じ素材を3cmの隙間にはめ込む。
監督Sさん「難しい。ドアの枠の一辺の長さは決まっているので、上手くはめ込んでも天井まで一直線で届かない。それこそジョイントジョイントってくっ付けてつなぎ目が目立つ。それこそダサいです。このままでいいのではないでしょうか?私はこのままの方がかっこいいと思います。」
Yさん「横から見たら段々が連続して続く。このままはあり得ないって!Sお前の家ならそれでいいけどね!俺の家なら絶対やだ!」
冗談っぽく言い合っているが、少しヒートアップしている。
Sさん「私とYさんでは感性が違う。喧嘩になるだけなので、止めましょう。違う案を考えましょう」
案2:飾り帯を代用
Yさん「ほかの現場にあまりないの?」
Sさん「それぞれの現場で確保しているからないです。」
Yさん「そこを何とか」
Sさん「コロナの影響でそもそも工事進んでないですし・・・」
Yさん「うん、そうだな・・・・・」
案3:アクセント面をキッチン側まで広げる
Yさん「追加料金掛かるけど、リモコンニッチが付く壁まで延長するのは?リモコンニッチの白と黒い壁紙でインスタ映えはするでしょ!?」
Sさん「案①よりはこっちの方が断然いい。クロス余りありますか?」
Yさん「これから注文するかいくらでもいい。KAMIDERAさん、どうですか?正直、このまま討論してたら俺とSが喧嘩になるだけなんで、施主であるKAMIDERAさんの意見聞かせてください」
KAMIDERA「アクセント面広げましょう。クロスのプロであるYさんがそこまで反対するなら信じます。Sさん追加料金掛かっていいので、Yさんの意見を尊重します」
ここまでくるのに2時間かかりました。
白いジョイナーを黒く塗って境目がどこまで馴染むのか。
私が見守る前でああでもないこうでもないと意見交換。
仲がいいからなのか、結構熱い討論してましたwww
クロス張り現場を訪問した感想
大工のIさんもそうでしたが、
クロス屋さんのYさんも最高の職人さんです。
そう思わせる一言を紹介します。
「設計図通りやれば、例え問題が起きても俺らが責められることはないです。
でも、
施主さんの生活を考えたらどうしても気になってしまった。」
施主としてこんなにも嬉しい言葉があるでしょうか。
結果はどうあれ、私はYさんを信じます。それでいいです。
またこんなことを書いて一条工務店の関係者に迷惑掛かるって思う方もいるかもしれませんが、現場で働く職人さんが自分の意見を監督にしっかりと伝え、施主にも意見を求めて問題を解決しようとする姿勢は、それこそ施主が求める「生きた対応」だと思います。
私は一条工務店を選んでほんとによかったと思います。
職人不足で厳しいとは思いますが、これからも職人さんと監督さんが
熱い討論を繰り広げながら最高の住宅を作っていくことを願います。
5/25頃までクロス張り続くようなので続編あればブログにします。
続編です!
クロス問題の結果報告