【令和2年版】【一条工務店】全館さらぽか空調の実用性と急速冷却実験をやってみた感想
令和2年7月は梅雨明け早々、猛暑!
一条工務店から貰った温度計がえらいことになりました。
全国的に35℃を超える猛暑だったので、
外構もまだで砂地に囲まれる我がi-smartⅡ。
嘘だと思い快適空間から一歩外に足を踏み出すと・・・・・・
学生時代、飲み物を飲むことが許されず、強行軍で行われた、部活動。
あの、真夏の炎天下、焼け焦げたグランドで、白球をがむしゃらに追いかけた日々、
意識が朦朧としベンチに運ばれたあの瞬間。
もう二度と味わいたくない感覚を、あれから十数年後のこの日、思い出しましたwww
大げさに聞こえるかもしれませんが、梅雨が長く、雨が多かった私の住む地域は、
8月に入った瞬間、馬鹿みたいに暑くなりました。
体が出来上がる前に猛暑になったのも外気の高温にトラウマがフラッシュバックした原因でしょう。
逆に言えば、室内が快適空間すぎるのです。
一条工務店-i-smartⅡで全館さらぽか空調を採用した我が家。
本当に快適で、結局エアコンを使用することなく、8月最後の週末を迎えました。
さて、今回はそんな―――
全館さらぽか空調の実用性
についてお話致します。
全館さらぽか空調ってなに?
そもそも、一条工務店の【全館さらぽか空調】ってなに?って思う方も多いでしょう。
簡単に説明すると除湿&サーキュレーター&床冷房で、
家全体をエアコンなしで涼しくするっていうのが全館さらぽか空調です。
詳しくはこちらのブログで説明しております。
除湿の性能
肝、このシステムのメインは除湿です。日本の夏はどうしても湿気との闘い。
その嫌な湿気を除湿して快適空間を作り上げてくれるのが、デシカント換気。
温度計の写真を何枚か撮りましたので、実際の数字をご覧ください。
実際の温度計の数値
【朝】外気との温度差はあまりないが、湿気は30%も違う。水撒きしたからか?
【日中】13:00前後。外気がえらいことに。室温は1℃上昇。それでも快適。
【夜】温度差はないがやはり湿度が30%も違う。快適だ。
他の日も参考までに。
【日中】
【夜】
結論
どんなに暑くても、天気が快晴、雨天でも、温度と湿度は一定。
室温:26℃~27℃前後
湿度:60%前後
ある猛暑の日、リビングの三連窓を開けて子供のプール遊びを監視をしていても、
室温:29℃
湿度:62%
でした。
さすがに少し暑いかな。って思いましたが、エアコンを点けるまでではない。
時間がかかるものの、窓を閉めれば4~5時間でいつも通りに戻っていました。
エアコンで急速冷却実験
ある日、猛暑の中、いつも通りに窓を開け子供のプールを監視していると、
遂に室温が大台(30℃)間近!!
ってことで、急速冷却実験をすることに。
使う冷房設備は、
リビングに標準で付く長府製:冷温水熱源機付エアコン(RAYエアコン)
部屋のおススメ広さ:約20帖タイプ
実験の環境:リビングと廊下約25帖を急速冷却。
室内環境:子供四人、大人一人
時間帯:12:48 最も暑い時間帯に実験します。
では実験START!!
約一時間でいつもの室温に。ん~まあ、こんなもんなのかな?
ちなみにその間の電気使用量はこんな感じです。
真ん中の2.4KWが使用量。左が発電量、右が売電量となります。
実験の感想
個人的には十分。
そもそも、湿度が60%台なので、運動をしなければ快適なのは変わらない。
逆にエアコンを点けたことにより、急激な冷気で身震いしましたww
ただ、、実験開始当初、動き回る子供たちはうっすらと額に汗をかいていたので、
さらぽか空調だけでは、運動量のある子供を室内で遊ばせるには少し熱中症の危険がある。
大人目線では快適
子供目線では少し暑い
さらぽか空調に向いている人
- エアコンの冷気が嫌い
- サーキュレーターの自然風が好き
これにつきます。
エアコンの体の芯から冷える感じが苦手な人は、
さらぽか空調に向ています。
逆を言えば、エアコンのあのキンキンに冷える感じが好きな人は、
さらぽか空調には向いていません。
さらぽか空調はキンキンに冷えることはないです。
さらぽか空調を実体験で簡単に説明すると、
デシカント換気で湿度を50%前後に保ち、
さらっとした空間を作り、そこにサーキュレーターの自然風で空気を回す。
味付けのない冷房
森林浴しているような優しい涼しさ
人工的な涼しさよりは、自然に使い涼しさ。
夏の夕方、路面に水打ちした後のなんとも言えない優しい涼しさ。
それを毎年、夏に毎日味わい方はぜひ【全館さらぽか空調】を採用してください。